前回の記事では「Xiaomi Pad 6」の特徴と進化ポイントについて触れた。
今回はその続きとして、純正キーボードカバーの使用感、カメラ、デメリットにも触れてみたい。
ちなみに当記事も「Xiaomi Pad 6」で書いている。
ブログも書ける。打鍵感もバッチリ
購入したのは「Xiaomi Pad 6 Keyboard」で、タブレット本体の背面までカバーできるもの。
(レザー調で高級感ある仕上がり)
本体を保護しながらスタンドとしても機能するため、キーボードの出番が少ない人でも重宝するだろう。
ほぼフルサイズでキーの打鍵感は心地よく、文字の取りこぼしもなくて使いやすい。
外部キーボードのソフトウェア挙動もここ数年で劇的に改善され、どの文節で区切っても変換ミスがないのだ。
(日本語と英語の切り替えは「Shift+スペース」)
さらに今作ではFnキーが追加され、様々なショートカットが使えるようになった。長文を書くブロガーや学生のレポート作成にもピッタリだ。
全体的に完成度のたかい純正アクセサリーなのだが、唯一のデメリット価格だろうか。
通常価格は約1万2,000円。今回は発売記念ということで半額で入手できたのだが、割引がなければ購入しなかったかもしれない。
検討している人は購入前に手持ちのBluetoothキーボードで操作性を試してみるのも良さそうだ。
カメラ性能は至って普通
次にカメラを見ていこう。一見「Xiaomi 13 Pro」を彷彿とさせる背面カメラは1300万画素の単眼レンズで、広角撮影は利用できない。
したがって風景撮影では被写体が収まらないこともあった。
ただし画素数は低いものの決して悪くはない仕上がりだ。
多くの場合、スマホのカメラ性能が勝るため出番は少ないと思われる。
それでも、これだけの実用性があればフリマ出品時の商品撮影、本人確認の書類撮影といった場面で活躍してくれそうだ。
デメリット
というわけで「Xiaomi Pad 6」はスペックが細部までアップデートされて使いやすくなった。
全体的に素晴らしい完成度で、致命的な欠点は今のところ見当たらない。それでも敢えて挙げるならカメラの出っ張り部分だろうか。
ケースを装着すれば平らになるが、裸のまま背面を下にするとガタついてしまう。
また顔認証は素晴らしい精度であるが、夜中に電気を消した状態で触ると流石にロック解除できない場合がある。
ここも可能であれば指紋認証センサーを併用できれば一層素晴らしいと感じている。
ちょっとした調べ物や動画鑑賞なら10.2インチのiPadで足りるだろう。それでは物足りない人、パワフルで贅沢な環境が欲しい人には今年も大注目されそうだ。
追記:7月27日、日本国内版が発表された。価格は49,800円でキーボードやXiaomiペンも選択可能。これはiPadの強力なライバルになりそうだ。
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