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「家族割」から「経済圏」時代に。「auマネ活プラン」に感じる違和感。

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8月24日、KDDIは新料金プラン「auマネ活プラン」を発表した。

業界初の資産形成ができる料金プランで、auサービスを複数利用すると多額のポイント還元が受けられる。

資産形成を見据えたプランと謳われるが、本当にお得なのだろうか。今回は前半でプラン内容を解説し、後半では筆者の私見を述べていきたい。



家族がいなくてもお得

「auマネ活プラン」は月額7,238円の無制限プランで、データ通信では「使い放題MAX」と何ら変わりない。

その代わり「au PAYカードゴールド」で通信料金を支払い、引き落とし口座を「auじぶん銀行」に指定すると毎月800円のau PAY残高が付与される。

固定回線もauひかりで揃えれば、毎月の負担金額は実質5,238円。単身世帯でもポイント特典が家族割のように機能することでお得になるわけだ。

ここまでが「auマネ活プラン」の第一段階となる。

 

預金・投資がよりお得に

第二段階は「au PAYカードゴールド」保有を前提に、お金を増やす環境が整っていること。

「auじぶん銀行」では定期預金の金利が0.3%にUP。通常の預金金利0.001%の300倍で、100万円を1年間預けると税引後2,391円貯まる計算だ。

預金より投資という人は「auカブコム証券」の積立投資もお得。毎月3万円を積み立てると3%ポイント(毎月900円分)が12ヶ月限定で付与される。

さらに日常生活ではau PAY決済でポイントが貯まる。「au PAYカードゴールド」でau PAY残高にチャージ・決済すると毎月3万円までが合計2%還元。

このように「au PAYカードゴールド」の保有を前提として様々な決済を行うことで、通常よりも多額のポイント還元が得られる点では確かにお得。

少子高齢化で1人世帯が急増し、老後資が2000万円が必要と言われるご時世には適しているのかもしれない。



資産形成の意味を履き違えている

しかし筆者は「auマネ活プラン」に大きな違和感を感じている。

マネ活とは日々の支出を節約し、お金を貯めて将来に備えること。にも関わらず月額7,238円のプランは節約どころか、かえって支出が増えてしまう。

本当にすべきことは通信料金を下げることで、サブブランドやMVNOなら月額1,000~3,000円まで下がるはず。

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また「au PAYカードゴールド」の年会費11,000円も頂けない。いくらポイントがお得とはいえ、これではマネ活どころか無駄な支出で本末転倒。

出費をしなければお金は残るわけで「資産形成」の意味をどこか履き違えている。

本当に将来を見据える人はUQモバイルのような低価格帯を使っているはず。クレジットカードや銀行の連携はそうした層にこそ訴求力を持つのではないか。

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経済圏という考え方は時代の流れに即しており、楽天やソフトバンクを中心に加速していくだろう。着眼点は他社の一歩先をいっている。

しかしながら、資産形成には不向きなプランが選択されたのは残念なこと。注釈の多さも含めてもう二回くらい練り直しが必要ではないだろうか。

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