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楽天モバイルの秘策?戦わずして勝てる道が見えてきた

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楽天モバイルを巻く環境が面白いことになってきた。今年8月、新規参入では不可能と言われた契約者500万人の壁を突破。

11月27日にはMVNO合算で600万契約を突破したと三木谷社長がXに投稿している。プラチナバンド割当も決まり、ようやく勢いに乗ってきた。

このまま1,000万人が見えれば黒字化ラインが見えてくるのだが、そのシナリオがようやく見えてきた気がしている。

何故そう言えるのか。今回は筆者の視点から、楽天モバイルの新しい戦略を考察したい。

楽天モバイル、見えてきた黒字化。大手3社が持たない最大の武器・・・

モバイルは楽天市場で「お得になるため」の道具

楽天モバイルが成功しそうな理由は、同社が楽天市場優遇を始めたことだ。

あまり知られていないことであるが、楽天市場は売上高でAmazonを大きく上回り、日本最大のECサイトに成長している。

楽天カード保有者はまもなく3,000万枚に達する事実を考慮しても、私たちの日常生活に定着しつつあるのだ。

そんな楽天市場では、12月からモバイルユーザーのポイント倍率が常時4倍アップ。楽天カードなしでも常時5倍になる。

さらに毎月恒例の「お買い物マラソン」では、特価品(スーパーDEAL)が楽天モバイル利用者限定で10%ポイントUP。これも最近導入された。

楽天市場の買い物体験は回線の有無で天と地程の差がつくようになったのである。

言い換えれば楽天モバイルはAmazonでいう「amazonプライム会員」のような性質を持ち始めたわけだ。



楽天モバイルは使わずに元がとれる

ここで面白い現象が起きてくる。日頃よく楽天市場を利用する人は、買い物のためだけに楽天モバイル回線を持つメリットが出てくるのだ。

例えば地方住まいのAさんは大手3社の携帯電話しか繋がらない。いわゆる買い物難民で毎月3万円分の買い物を楽天市場で済ませている。

(ポイントは楽天ペイや楽天カードでも貯められる)

Aさんのポイント倍率は1倍で、毎月の買い物で300円ポイント付与。そこで楽天モバイルを契約したところ、獲得ポイントは次のように変化した。

基本ポイント1倍+楽天モバイル4倍=合計5倍。3万円の買い物にスーパーDEAL10%UP商品を含めた結果、獲得ポイントは2,200円分にUP。

内訳:スーパーDEAL商品7,000円(1050ポイント)。通常商品 23,000円(1,150ポイント)

楽天モバイルの月額料金は1,078円。結果的にAさんは1GBも使わず、モバイル回線をペイした上で822ポイント多く貰えるようになった。

それどころか、楽天モバイルにはNBAバスケットとパ・リーグ野球が無料で見られる特典付き。

楽天市場であまり買い物しない月でも1,078円の元がとりやすい仕組みといえるだろう。



回線契約数は戦わずに増やせる

このように、楽天モバイルは「楽天市場でトクをするための道具」という性質を持っている。

その楽天市場が日本最大級のECサイトに成長したいま、Aさんのように「回線を使わずに持っているだけ」の人が増えても不思議ではない。

それはまるでAmazonプライム会員のような年会費に近い役割を果たすと言えないだろうか。

(楽天モバイルがあれば、楽天カードのポイントが街中で2倍に)

しかも楽天カード、楽天銀行、楽天証券を合わせればポイント倍率はまだまだアップするため、月額1,078円の元手はすぐに回収できる。

もちろん将来的に楽天モバイルが全国で繋がるようになるのが理想的だ。しかし現状、楽天モバイルはEC戦略だけでも契約者数を伸ばす力を秘めている。

「楽天市場がでしか買えない商品」や「他ではあり得ないポイント還元率」を訴求できれば、自ずと楽天モバイル会員は増えるだろう。

財務状況的にあまり悠長にやっている時間はないが、この戦略で2024年にどこまで巻き返せるかとても楽しみになってくる。

リンク:【楽天モバイル】

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