携帯電話に求めるのは「通話とテザリングだけ」という、ニッチな層に向けて作られたNiche Phone-S。もしもjelly proが出てこなければ大ヒットしたかもしれない商品、やはりあまり売れなかったのか、大幅値下がりしている。
しかも税込6,460円!処分特価と言えるだろう。改めて、jelly proとの違いを簡単におさらいしてみよう。
①Niche Phoneは3G電波1本のみ
jelly Proが4G、3Gともに幅広いネットワークに対応しているのに対し、Niche PhoneはW-CDMA 3G Band1のみ。周波数帯で言えば2100MHzなのでアメリカ大陸を除き、日本、アジア、ヨーロッパ、中東などで広く利用できるはず。
更にネットワーク速度も当然ながら4Gより遅いため注意が必要だ。ドコモネットワークなら下り最大14.4Mbps、SoftBank系(Y!mobile)なら21Mbpsとなる。ただし、Niche Phoneがサポートする下り最大速度がどこにも書かれていないため、本当のところ何Mbps対応なのかは不明。
②機能は制限され、アプリのダウンロード不可
Niche Phoneは電話とテザリングができるだけで、後は本当に何もできない。対してjelly proはごく普通のAndroidを搭載しているため、自由にアプリがインストールできる。この辺りで魅力的に差が付いてしまったのだろうか。
また、充電するにもNiche Phoneは専用端子が必要となるため、無くしたら最後。それでも欲しいという方には買い時かもしれない。
最後に
すぐに売り切れる物ではないと思われるが、気になる方はチェックしてみるといいだろう。ちなみにヨドバシ.comでも買える。