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ソフトバンクグループ傘下のフィンテック「Revolut」は、同社デビットカードが間違ってApple Payに対応していた件を謝罪した。
この現象は筆者も確認済みで、SNSでは待ち侘びていたファンが大盛り上がり。しかし翌日にはシステムが利用できなくなり、ぬか喜びに終わったのだ。
しかし謝罪文には「ご利用が可能になった際には改めてご案内致します」と前向きな文言があることから、正式準備中であることは間違い無いだろう。
そして上の画像をご覧いただきたい。一見するとWalletに追加されたカードなのだが、よく見るとiD・QUICPayの表記がない。実はこれがキモとなる。
真のApple Pay到来なるか・・・
というのも日本におけるApple Payは諸外国と異なり、クレジットカードを登録すると「iD」もしくは「QUICPay」に相乗りするシステムとして上陸した。
現在ではVISA・Master・JCB等タッチ決済を活用する人も増えてきたが、原則としてクレジットカード・デビットカードを追加するとiD・QUICPayが出てくるはずだ。
こうした背景を鑑みるとRevolutがApple Pay対応に苦戦するのは「Felicaに相乗りしたくない」姿勢を貫いており、認証関連に時間を要していると考えられる。
もしFelicaなしで対応すれば日本における真のApple Pay第一号となり、この事例が他社の追随を後押しすることに繋がるかもしれない。
すると日本のキャッシュレス決済はSuica、QRコード、クレジットカードの3種類に集約され、既存Felica勢力は一気に衰退するかもしれないのだ。