前回の続き。数に限りがあるカード収納スペースには、1枚3役を入れるのが好ましく、ポイントカードの役割しかしない物はできるだけ取り除こう。今回は、「え？カード提示しないでポイントを放棄するのは勿体ない・・・」という、頂くであろう批判に答え、更にApple Payを交えて1枚2役を3役に変身させる方法を書いていく。]
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①Tポイントはクレカと電子マネーの利用で貯める
前回、提示しても全然貯まらないから、Tポイントは財布から出そうと書いた。ではどうやって貯めるかと言えば「利用すればするほど、Tポイントが貯まるクレカ」を普段使いすればいい。
（2016年に新規受付を停止、2019年には完全に終了予定の貴重なカード）
例えば、受付終了してしまったが、Yahoo Suicaカードがいい例。Tポイント機能はないが、100円の利用でTポイントが勝手に1ポイント貯まっていく（還元率1%）。Suicaのオートチャージ3000円で30ポイント、光熱費など固定費にも勝手に付与されていき、あっという間に貯まっていく。
Tポイントに限った事ではないが、提示しても貯まらないポイントカードは、このようにクレカや電子マネー決済を利用することで貯めた方が圧倒的に効率がいいのだ。
②Apple Payを利用してクレカに電子マネーを付与させる
筆者がiPhoneを手放せない、最大の理由がこれ。ほとんどの有名なクレジットカードは、iPhoneに取り込むと電子マネー化するのだ。例えばSoftBankカードを見てみよう。
Softbankユーザーが申し込める、Softbankカード。普通はプリペイド式で還元率0.5%なのだが、クレジット版を申し込めば還元率1%となる。これをiPhone7、8、Xに取り込めばVISAカード、iD、Tカードという1枚3役に変身する。
一応Tポイントは付いているが、iDかVISAカード決済すれば1%付与されるので、わざわざ提示する必要はない。提示する機会があるとすれば、貯まりに貯まったTポイントを利用する際だけだろう。
筆者の愛してやまないエポスカードはVISA機能だけで、電子マネーがない。しかしこれも、iPhoneに取り込めばQUICPayが追加されるため、1枚2役となる。毎回書くが、ポイント0.5%なのにずっと使う理由は付加価値が高すぎるため。
最後に
というわけで、ポイントは店舗で提示して貯めるのではなく、クレカや電子マネーを利用するだけで勝手に貯まっていく仕組みが望ましい。iPhoneに取り込めば電子マネーとして利用できるため、より気軽に利用できる。
こうして見ていくと、1枚1役がいかに財布でお荷物になっているかがわかってくるはずだ。この他、1年に1度行くか行かないか、くらいのスタンプ型ポイントカードなども捨ててしまおう。財布の中を軽くして、本当の意味でスマートに生きていきたい。