LGといえば、かなり昔にLG G2をレビューした事があった。以前から好きなメーカーではあるが今年のLG G30+（LGV35)までご無沙汰だった。
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何が気に入らないのかといえば、電源ボタンや音量キーを押してもディスプレイがオンにならない仕様。これがいつの間にか改善されており、ドコモショップの実機で惚れて、白ロムを購入するに至った。ドコモショップはショールームではない。
①安っぽくない筐体、軽くて握りやすいボディー
筆者がスマホ選びで重要視する点の1つが「安っぽく見えない筐体」であること。G Styleは、そんな心配を吹き飛ばすどころか、米国国防総省のMIL規格を通過しているため頑丈だ。
（LGの指紋認証は背面で、常に安定している。今回も申し分ない）
（幸いな事にプリインアプリは多くない。ちなみに羊は秒で息の根を止めた）
更に筐体は146gで、LG V30+より12g軽量化されている。さすがに150gを切ると体感で「軽い！！」となるものだが、不思議なことにG Styleは少しずっしりする。この現象は謎なのだが、外観以外での高級感は体感できるはずだ。
②非力そうだけど大丈夫、Antutuは驚きの6万点以下
さて、詳しい人は次の画像を見たら驚くだろう。毎度お馴染み、Antutuベンチマークで5万点台という驚異的な低さを叩き出した。これはLG Styleが搭載するチップセットが省電力向けとなっているためだ。
（まだビニールが被った状態なので、少し反射して見えるかもしれない）
（参考までに化物スペックのGalaxy S9 Plusが26万（左）。Snapdragon845搭載）
大雑把に言えば、PCにIntel Corei3＜Core i5＜Core i7という種類があるように、Snapdragonにも400番台＜600番台＜800番台という性能差がある。G styleは400番台の中でも最新の450を搭載しているため、ゲームには向いていないが普段遣いには全く問題のない物と言える。
問題ないどころか、非力だからこそRAM4GBもあり最大限のパフォーマンスが発揮できるようチューニングされているはずだ。ROMも64GBあるため、好きなだけアプリをインストールできるだろう。
最後に
LGは今後どうなっていくのだろう。auではisaiという名前で常連と化しているが、ドコモではディズニースマホとして出ていたり、突如としてJOJOスマホとなってみたり、日本における戦略がよくわからない。
しかし今回は、リーズナブルな価格帯で、いいところを攻めてきたなと思う。次回はカメラ、音質、その他、昔のLGスマホと比較して大きく変わった点などをレビューしていきたい。