この夏、世界中で話題となったHuawei P20 Pro。日本ではドコモの独占販売となり、発売当初の価格は10万円を越えていた。最近では同社のセール特価の影響なのか、毎週のように白ロム価格が下がる傾向にあった。
(筆者も購入したドコモ版。au VoLTEが使えるのは非常に大きい)
8万円台でも安いと思っていたのだが、日曜日には秋葉原で79,800円(税込)を確認。しかも未使用品でSIMロックが既に解除されている。日本国内では言うまでもなく、海外で現地のSIMを入れて使うことも可能だ。
①もはやカメラを買うに等しいレベル
筆者は今年、Galaxy S9 Plus、Note9、LG V30+、FIND X、VIVO NEX、Zenfone 5Zなど様々なフラッグシップ級のモデルを購入して試したが、何も設定せずに、その場ごとのベストショットが撮れるのはP20 Proだけだ。
まだ海外版の価格が10万円を越えていた頃は、「高級コンデジを買うか、P20 Proを買うか」と悩んでいた人も多かったが、ここまで値段が下がればP20 Proを選択してはいかがだろう。
②ドコモ版にはFelicaがある
カメラだけでなく、お財布にもなるのがドコモ版の大きな利点。キャッシュレス社会に向けてQRコード決済を導入する企業も多いが、やはり日本ではSuica、iD、Edy、nanaco、WAONなどの既存Felica勢力が強いため、活躍の場は多い。
海外版SIMフリーもNFC自体は搭載されているが、お財布ケータイFelicaに相当するNFC Type-Fは搭載されていないため、自力で対応させる事は物理的にできない。
最後に
アメリカ市場を抜きにして、巨大勢力Apple、Samsungに匹敵するHuawei。情報を抜きとられるとか、中国のメーカーは嫌だという声があるのも事実だが、話の種に使ってみてはどうだろう。
恐らく、買ってみて気に入らなければ「あれは合わなかったなぁ」と思い出になるし、気に入れば「甘くみてた、Huawei凄すぎるわ!」と新たな発見に繋がるだろう。我ながらここまでお勧めできる機種は珍しい。