いい時代になったもので、東京・大阪間の新幹線よりも安く香港へ行けるようになった。もちろん時期やタイミングにもよるが、安ければ片道1万円を切ることは良くある。
座席間が狭かったり、基本的に飲み物などサービスが有料だったり、安いなりの理由はあるが、移動手段として割り切れる人には嬉しい。今回の香港旅行はHK EXPRESSを利用したのだが、スイートシートなる物を使ってみた。
①HK EXPRESSのアプリを利用、事前チェックインで予約
スマートフォンにHK EXPRESSのアプリを入れ、eチケット番号を入力すると空港到着前に事前チェックインできる。特に希望がなければランダムに席が決まるのだが、希望があれば好きな席を指定できる。
また、約2,500円払うとスイートシートなる席を指定できるので興味本位で予約してみたのだ。で、何がプレミアムかといえば・・・・
言わうる非常口近くの足が伸ばせる場所だった(笑)前に座席がなく、LCCあるあるの足が前に伸ばせない問題を軽々とクリアできるのだ。これがスイートとは笑ってしまうが、エリット・デメリットがあることに気づく。
②メリット:気軽にトイレに行ける
飛行時間が1~2時間であれば、途中でトイレに行きたくなる可能性も低いが、香港のように片道5時間くらいになれば隣の人はもちろん、自分でさえ行きたくなる事もある。
友人3人など、気軽に声をかけられる人と一緒であれば問題ないのだが、如何せん1人旅は隣の人に声をかけにくい(筆者コミュ障につき・・)。しかしスイート席ならば心配無用。足は伸ばせるし、周囲に全く気を使う必要がない。
③デメリット:意外と寒く、落ち着かない・・・
まさかデメリットがあるとは思わなかったが、人が密集していないエリアなので、意外と寒いことに気づく。また、特にリクライニングの角度が広いという事もなく、本当に非常口近くの広い席というだけの話となっている。
(あまり写真が撮れる空気ではなく、1枚だけ。寒くてずっとコートをかぶっていた)
さらに、知っている人もいると思うが非常口付近であるため、緊急事態があった際はCAさんたちに協力して乗客の避難を手伝う義務がある。スイートとは言え、これに同意せねばならない。
最後に
お勧めできるかと言えば、その人次第と言えるだろう。筆者のように隣の人に気を使って長時間を過ごすのが苦手だったり、その割にトイレに行く回数が多いという人にはもってこい。それを2,500円で指定できるならお得だろう。
飛行機も色々な会社があるので、たまたまHK EXPRESSの話になったが、色んなサービスがあるものだ。また興味深い物を見つけたら記事にしたい。