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日記・ 検証記録

契約者数6億人以上!!中国最大キャリア、中国移動(China Mobile)を体感してきた話・・・・

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入国した途端、一切のGoogleアプリ、Twitter、LINE、Facebookに接続できなくなる世界、中国。どれも筆者にとって不可欠なアプリであるため、どうすれば回避できるのか調査不足もあって前回は入国を躊躇った。

 

今回は事前に調べた上、香港からローミングをして入国。電波調査をしてきたので報告したい。



①中国本土の契約者数6億人!!

今回試したのは中国最大手、中国移動(チャイナ・モバイル)。人口の半分以上、実に6億人も契約しているというから凄い。同社は、日本で言うWiMAX2+、Softbank Airでお馴染み、AXGPと同じマイナーなLTEを使っている。 

(画像は香港版の中国移動。これを挿してローミングすれば中国でもGoogleアプリが使える)

 

一般的にTD-LTEと呼ばれており、周波数帯はBand38、39、40と3構成。(ちなみに日本のWiMAX2+とAXGPはともにBand41)。

香港と中国の国境付近で電波が入れ替わるようになっている。残念ながら撮影NGだったので、国境にあたる部分の写真はないが、上と下の画像をご覧いただきたい。香港で英語だったキャリア表記が、中国国境を超えると・・・

なんとキャリアが漢字表記になった!国境を超える前に中国移動(香港)のSIMに切り替えている。そして4Gの電波が安定せず、3Gより下の2G(EDGE)に落ちてしまう事がしばしばあった。

 

②気持ちよすぎる、本物のTD-LTE!!

世界でも稀な3G(TD-SCDMA)は受信できなかったが、その上に構築された世界でも稀なLTE、TD-LTEは見事に受信できた。電波調査の結果がこちら。

興奮しすぎて、電測モードの開く項目を間違えたが、freq_band_ind(周波数帯表示)をご覧あれ。しっかりとBand38を受信している事がわかるだろう。

 

このあと、歩きながら39、40、38を行ったり来たりするのを見ていたら1人で(・∀・)ニヤニヤしてしまったのは言うまでもない。公安に連れて行かれたら怖いので平然を装うのが大変だった。



③やっぱり屋内には弱い、高周波数帯

日本や香港と同じように、地下鉄でも広域に渡って4Gが繋がるように設計されている。しかし、やはりEDGEに落ちる事が多く、そうなると電話しかできなくなる。

 

更に周波数帯域が高いため、WiMAX2+と同様に屋内での接続率が非常に悪い。カフェなどで窓際に席を取ればいいが、奥まったところではスマホのテザリングが繋がりにくかった。

 

最後に

心残りだったのは思い切ってスピードテストができなかったこと。というのも、筆者はろくに中国語が話せず、仮にSIMカードが必要になっても調達に困るし、調達できたところでGoogleサービスには接続できない。

 

それを考えると、無駄な通信を控えざるを得なかった。次回はSIMのデータ通信量と時間に余裕を持って入国し、まだ見ることのできなかった場所をゆっくりと見てきたい。TD-LTE、実に気持ちよかった。。

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