気がつけばクリスマスも過ぎ去って、お正月に向けて帰省する人も出てきた。しかし秋葉原の街は活気づいていて、セールを行うお店が多い。今週の目立った動きを書いていきたい。
①iPhone XR 64GBの相場が若干値下がり
かなり売れ残っているという噂のiPhone XR。今ではApple公式が古いiPhoneを積極的に下取りしてXRを販売促進しているのをご存知だろうか。ヨドバシアキバなどでもバラマキは見られるが、少しずつ中古市場にも流れてきたようだ。
一時期、89,800円(税込)だった64GB SIMフリー未使用品は底値79,800円(税込)にまで下がったていた。ここまで落ちると買う人も散見されて、一旦需要と供給がここらで落ち着いたと言えるだろうか。
ただし、ショーケースに溢れるようなお店は皆無に等しく、決して数が多く盛り上がっているとは言えない。やはり、全体的に全然売れていない(流れていない)と言った方が正確なのだろうか。
②とにかくSIMで盛り上がる大手量販店
量販店ではMVNO SIM、いわゆる格安SIMが盛り上がりを見せている。別記事に書いたように、中でもSoftBank傘下のLINEモバイル、au回線も始めたBiglobeがHuawei端末とのセット割引を大きく展開していた。
(画像はヨドバシアキバ。この他のSIM会社も各種施策が見られた)
特徴としては、2万円も割り引かれると数百円で持ち帰れるような機種が出てくるという点だ。大手キャリアと異なり音声縛りは1年間のみ。しかも月額維持費は1,000円台~と本当に格安。これを機にMVNOを利用してみるのもいいだろう。
最後に
一方で、いわゆる白ロムと呼ばれる物が非常に少ないのも気になった。今や中古市場では在庫の取り合いになっているのだと思われるが、それにしても売り物がなさすぎるくらいに中古スマートフォンが少ない。
総務省が規制しすぎたのか、本体価格が上がりすぎてスマートフォンを購入する人が少なくなったのか。真相はわからないが、来年も変わらず秋葉原を調査していきたい。