6月28日訂正
どうやら新料金プランの移行の際、moperaも移行できるとの情報を頂きました。移行できないのはiPhone契約のSIM、もしくは最初iPhone契約をしてAndroidで使えるようにした場合のようです。情報が錯綜しております。間違った点はお詫び致します。
docomoのスマートフォンをSIMロック解除してもAPNロックがかかっており、テザリングが他社のSIMカードでできないのは有名な話だ。俗にMVNO潰しと呼ばれるが、少し状況が酷くなってきたので記事にしてみた。
ちょっと今のままだとMVNO VS docomoという形で完全に対立するかも。。
①VoLTEを使うにはSPモードへの加入が必須
先日、VoLTEの実験動画をYouTubeにUPした。この時はたまたまSPモード契約のdocomoSIMを入れていたのだが、後で調べたところ利用には「VoLTEはSPモードへの加入が必須」という事実が発覚。
酷すぎる、通話なのにAPNロック!まぁLTE回線を使うのでわからなくもないが、「そこもロック?」っていう話。
「白ロム買うならVoLTE対応の新しいdocomoの機種にしよう」っていう考えがなくなってきますよね。
②新料金プランでは基本的にmopera契約が不可
新料金プランに契約移行する際、「mopera契約が解除される」とのこと。これはヤバイ。(一部でmoperaいけたとの声もあるが・・・)
docomoのSIMは基本的にSIMフリーであれば何でも使えるという常識が根本から覆され、SPモード端末にしか使えないSIMという悲惨なことになる。
本格的にそうなれば、せっかくdocomoのB19に対応したSIMフリー端末は、これからどんどん出てくるのにMVNO専用となってしまう。旧プランの契約を変えなければいいのだが、moperaは欲しいよね。
ちなみに、現行のFOMAプランは残るようだからmopera Uライトなどは付けられるだろうが、最近はSIMフリー端末で3G契約SIMを認識させないという対策までなされている。(Nexus5など)
③SIMフリーiPadにAPNロック、docomo版iPadにも同様のロック・・・
SIMフリーのiPadにdocomoのキャリアプロファイルか何かが入ったおかげで、MVNO SIMによるテザリングができなくなってしまった。これにはAppleも関わってるらしいけども、ショックすぎる。
今後発売されるiPhone、iPadはLTE、VoLTE、テザリングなど4G時代に不可欠な機能がもしかしたら使えないなんてこともあるのかもわからない。
まとめ
結果的にMVNO SIMが気持ちよく使えるのは「キャリアを通さない家電量販店やGoogleから入手可能なSIMフリー端末」のみとなってきた。
docomoは端末にある程度のロックをかけ、SIMには他社で使えないような契約方法に持ち込むように仕掛けてくる。本当はSIMロックしたいのではないだろうか。
ここまでMVNOを排除するのはdocomoショップ店員を技術面の知識混乱させたくないからなのか。それとも、悪意があってMVNOを本気で潰すためなのか。。加藤社長だけが知っている。。