ようやくSamsungの最新スマートウォッチ、Gear Sを入手した。品薄状態は未だに続いており、今回はヤフオクで落札。
湾曲の有機ELディスプレイが非常に美しく装着感も悪くない。今回は実機を触らないとわからない魅力を可能な限りお届けしたい。
(時計のデザインはアナログからデジタルから様々な物が用意されている)
Gear Sの魅力① スマホがなくても単体で通信できる
スマートウォッチというのは基本的にスマホとBluetoothの連携が基本。デバイス同士がある程度離れると通信が途絶えてしまう。
その点がウェアラブルウォッチの最大の弱点だったのだが、それを覆したのが今回のGear S。なんと裏側にnano SIMカードが入る。
SIMトレイの下には心拍計などのセンサーが見える
ちなみに嬉しいことにSIMフリーなので、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルのSIMが利用可能だ。MVNOでもいいだろう。
これにより電話発着信、SMS送受信、Eメール、SNSの通知が可能になり、スマホなしでも単体で十分に使えるデバイスと化した。
通知だけではない。Operaを使ったウェブブラウジングやコンパス、マップなども使えるから小さなスマホと言っても過言ではなかろう。
実験的にコンビ二へ出かけてみたら普通にE-mailを受信して内容まで読めた。キーボードや音声入力もできるので、本気を出せば返信も可能なのは驚き。
Gear Sの魅力② フィットネスデバイスとしてだけでも価値がある
今年の春、Gear Fitというフィットネスに適した物が発売されたが、その機能が全部入っているといっても過言ではない。
この機能もスマホ要らず。時計単体でプロフィールを設定するだけで毎日自動で歩数を計測してくれる。Bluetoothヘッドセットがあれば
音楽を聴きながら歩いたり走ったりできるので、朝や夜などワイヤレスの心地よいフィットネスができる☆
(ちなみにイヤフォンジャックはない)
重要なのはスマホ側に搭載されているフィットネス機能に依存せず、時計単体のセンサーで全てが完結するということだろう。
Gear Sの魅力③ 今までにない程に音が綺麗☆
スマートウォッチといえばスピーカー付きも存在するが、音割れする物や通話が困難な物が多かった。今回はかなり満足なレベル。
具体的には時計で電話をする時、ある程度離れても十分に大きな音で相手の声が聞こえる。音割れすることはまずない。
さらにこちらから発話する時もマイクが十分に声を拾ってくれる。やっと、本当にやっとSF映画やアニメに出てくるような物が出来上がったのではなかろうか!?
駆け足で書いてきたが、また続きと「課題」に関しても追ってお送りしたい。