Y!mobileのiPhone SEが堂々と一括1円~9800円で販売されているという話は書いた。これに真っ向から対抗してきたUQ mobile。同じiPhone SEの実質価格を大幅値下げ。
Y!mobileと異なり、本体価格が高い代わりに毎月の割引が大きいため維持費が毎月たった302円程度となる(2年目は1000円程高くなる)。
それだけに本体一括価格が安い案件を探したいところだが、今日はUQ mobileのSIMに関して話をしたい。
①速度の代償は端末の少なさ、本当にiPhoneで大丈夫か
以前から繰り返し記事を書いているのだが、筆者は「端末が自由に選べない」という視点からUQ mobileをあまりお勧めしていない。
SIMフリーと呼ばれる端末のほとんどにおいて、au系のSIMを利用することができないからだ。UQ mobile版と書かれたSIMフリー端末でもVoLTE SIMのみ対応だったりとややこしい。
(ラインアップが増えるのは大歓迎。でもSIMは分けないで欲しいところ)
②UQ mobile専用iPhone+UQ mobile iPhone専用SIMという組み合わせ
そもそもUQ mobileから発売された最初のiPhone(5s)は普通のUQ mobile SIMとは異なる専用仕様となっており、更にややこしい。
だから、今回のiPhone SE SIMもどんな端末と使いまわせるか不明であるし、この辺りをまとめた情報なども筆者の知る限りない。
要するにiPhone SEが例えば「小さくて合わない」となった時、好きな端末を選んでSIMだけ入れ替えるという事が容易にできるわけではない。
最後に
実質価格がほぼ0円に近く、一括で本体を買っても約44000円くらいだったはず。毎月の割引がついたまま、一括価格が仮に半額以下へさがれば買いだろう。
ただ、そうでなければやはりY!mobileがお勧めだ。Y!mobileもdocomo系MVNOより高速だしSoftbank Wi-Fiスポットが使えるなど特典は多い。インパクトの強いUQ mobileのCM、いいことばかりではないので契約には最新の注意を払いたい。