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【後編】Xperia XZ2 Premium、満を持して発表されるも不安要素が多すぎる話・・・

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昨日の続き。(前編はこちらから)書き足りなかったことを書いていこう。総合的に考えると、これからのSONYは厳しい戦いを強いられるのではないだろうか。



④イヤフォンジャックなし、受け入れられるか

2016年のiPhone7以降、イヤフォンジャックを廃止するメーカーが増えつつあるが、SONYもいよいよ廃止となった。他社と違うのは「音質に自信があるSONYがイヤフォンをやめてしまう」という見方だろう。

(sony mobileから引用。イヤフォンが見えるがジャックが見当たらない)

何らかのSONY製オーディオ機器と有線ヘッドセットを愛用している人も多いだろう。そういう層が、すぐにWirelessを受け入れられるものなのだろうか。甚だ疑問だし、SONYだからこそ、イヤフォンジャックはあってよかったのではと思う。

 

⑤リリース時期が夏というのは7月なのか!?

ところでリリース時期は夏とのことなのだが、これは7~8月なのか、それとも遅くとも6月ということなのか。これはかなり重要だ。というのもライバルのフラッグシップは既に出揃っており、Galaxy S9/S9 Plus、Huawei P20シリーズは遅くとも5月下旬までには日本でも展開されるだろう。

 

iPhone8が例年になく売れず、また投げ売りされることも十分に予想できる。夏に発売となれば、XZ2 Premiumを待たずして他のメーカーへ行ってしまう顧客も一定数でてくるだろう。Galaxy好きな筆者からすると、夏というのはGalaxy Note9が発表される時期なのだ。

 

⑥auとSoftBankで出ない可能性大、シェアを取ってほしい

容易に想像できることだが、これまでPremiumと名の付く物はドコモでしか発売されてこなかった。なぜここまでこだわるのだろうか。iPhoneのように共通の端末を使い、3キャリアそれぞれで発売すればシェアも取りやすいはずなのだが。

 

compactシリーズ、Premiumシリーズ、そして海外でしか展開されていないミドルスペックシリーズ。これらをドコモ以外のSIMフリー端末として展開しなければ、以前も書いたようにもう間もなくSONYの国内シェアは一気に落ちてしまうのではないだろうか。



最後に

XZ2 Premiumは「普及モデルではない、一部のSONYファン向けだ」と言われれば実際にその可能性も否めない。ただ、「世界をあっと言わせるような製品」が出てこない限りシェア拡大はおろか存続が難しくなってくるのではないだろうか。

 

日本に残るSHARPは鴻海傘下に入り、富士通も携帯電話事業は売却することが決定している。京セラは国内向けで安定しているが、世界で戦えるのはSONYだけとなっている。だからこそ応援したいし、底力を見せて欲しい。これからの一年、どうなることだろうか。

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