Atom や Jelly Pro でお馴染み、ガジェットファンを楽しませてくれる Unihertz が BlackBerry ソックリな Titan を発表した。
その全貌は少しずつ明らかになってきて、気がついたらスペックの詳細までが公開されていた。
個人的に「おぉ、これは」と思うところに触れていきたい。
バッテリー 1 週間持つのでは!?
まず驚いたのはバッテリー容量だ。昨今のスマートフォンでは概ね 4,000 mAh で大容量と呼べるだろう。
では Unihertz Titan はといえば 6,000 mAh 。本体重量は 300g を超えておりもはや業務用端末並だ。
(しかもワイヤレス充電対応とシャレているではないか)
Snapdragon 855 のような電力消費の激しいものではなく、Helio という割とミドルスペック向けの SoC が採用されている。
スタンバイモードでは 1 週間以上とあるので検証の価値があるだろう。
世界を網羅するネットワークはさすが
アンテナ周りはコストが高いため世界中で使えるスマホは、総じてハイエンド端末であることが多い。
では Titan はどうか見てみよう。
日本の大手 3 キャリアの FDD-LTE を網羅しているだけでなく Band 41 (AXGP/WiMAX2+)、FOMA プラスエリアまで対応。
素晴らしいに尽きる。
(docomo, softbank がみえる。au もいける!?)
中国のみで使われるマイナー 3G TDSCDMA 、 理論上 au 3G 互換のCDMA 2000 BC0 まで網羅しているのは驚いた。
日本市場にも技適を通しての販売はほぼ確実とみえる。
キーボードは BlackBerry を超えられるか!?
さて物理キーボード搭載ということで文字入力は気になるところだろう。
まずは次の画像をご覧いただきたい。
これをみてゾクッとした。取ってつけたキーではなく、カーソル入力が楽になるようなジェスチャーが利用できる。
アプリやウェブ閲覧に際して上から下へスクロールできる。これだけ見ると BlackBerry 並だがどれほど使い込めるだろうか。
日本語搭載なのでローマ字で入力することになりそうだ。まさかここまでやるとは思わなかった。
高くて壊れやすいスマホにサヨナラ!
とウェブページでは煽っているが、前作 Atom と同様に衝撃には自信があるようだ。
そして完全防水ではないものの、ある程度の水には耐えられる IP67 に対応。
お風呂に沈めるのはまずいが雨に濡れるくらいなら大丈夫だろう。
どうする、買う!?
一つだけ「惜しい」と思われるのは、今回は Felica が無さそうであること。
グローバルの NFC 決済には対応しているが、NFC Type F はないかもしれない。
しかしそれ以外は申し分なくワクワクする端末であることは間違いなさそうだ。
ちなみに今日現在ではまだクラウド・ファンディングが継続中なので、興味ある人はリンク先からチェックしてみよう。
配送は今年 12 月が予定されている。
リンク先:Unihertz Titan
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