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【レビュー】 iPad Pro 第2世代をも越えた。最高峰タブレット「Galaxy Tab S7+ 5G」の本気を見よ!!

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Galaxy Tab S7+ 5G を購入して約 1 ヶ月。純正キーボードも購入して快適に使えているのだが、多くの人の関心は「本当に PC 代わりになるの?」とか「iPad Pro と比べてどうなのか?」という部分ではないだろうか。

過去に 2 回レビューしているが、今回はとにかく使い込んだ上で感じた「メリット」および「デメリット」をご紹介したい。



メリット1:最強のマルチタスク

Galaxy Tab シリーズはアプリを浮かせたまま(フローティング)起動できるのが特徴で、余ったスペースにマルチタスク環境を作りやすい。

例えば Twitter、Youtube、Map をそれぞれ必要なスペースだけを使って立ち上げた結果、左側にもまだスペースが残っている。

その結果ときに 4 つ以上ものアプリが同時に立ち上がっていたりする。ラジオ感覚で楽しめる動画を小さく表示させながら、電卓も出して仕事をするなど自由自在だ。

これは iPad OS や他の Android では体験できない仕様であり、タブレットとしては PC 代わりになる唯一の存在と言えるだろう。

画面分割やフローティング起動ができないアプリだって大丈夫。例えばタブレットモードで画面いっぱいに表示される為替アプリがある。

そんな時には Dex モードに切り替えるとサイズが補正され、他のアプリと共存できるマルチタスク環境になった。このように「フローティングしながらマルチタスク環境を実現する」のが Galaxy S7/S7+ の圧倒的な強みだ。

もちろん画面いっぱいに表示させてゲームや動画を楽しんだり、付属の S Pen でメモや絵をかくなど「いかにもタブレット」という使い方だってできる。

スペックは 2020 年最高峰の Snapdragon865+、ROM 256 GB、ROM 8 GB の最強成で 2020 年内には XBOX PASS に対応予定。

大迫力のゲーム機として使うことも充分に想定される。



メリット2:完璧なフルサイズキーボード

ここまで優れたマルチタスクを存分に楽しむには。それを操作するキーボードとトラックパッドが必要になるだろう。

そこで登場するのが別売りの純正キーボードだ。トラックパッド付きのフルサイズで打鍵感は Surface Pro X より固くて優れている。

(右側はペン収納スペース付きのカバー)

トラックパッドはジェスチャー操作に対応し、3 本指でスワイプするとタスク一覧が表示され、作業を再開したいアプリにたどり着ける。

2 本指ではピンチアウト・ズーム、高速スクロールなど、より PC としての性能を引き出してくれる。

また唯一の難点だった Dex モード時に IME が選択できない問題は、パラフ様の解決法導入により、任意の IME が使えるようになった。

Samsungキーボードを無効化させる中級者向けとなるが、まったく別物のような使い心地になった。

この方法を見つけてくださったパラフ様 には多大なる感謝をひょうしたい。

このおかげで Web 閲覧、ブログ記事作成、Word、Excel 作業、動画視聴など一通りの作業を PC さながらの品質で体験できるようになった。

できない事といえば「iTunes」等、スマートフォンの母艦となる作業であろう。こればかりは Windows や Mac が必要になるので覚えておきたい。

また Word や Excel はあくまでモバイル版であり Microsoft 365 のライセンス認証が必要になるので併せて覚えておきたい。

したがって「事務作業メインでたまに遊び」なら Surface、「遊びメインでたまに事務作業」なら Galaxy Tab S7/S7+ という選び方ができるはずだ。

 

メリット3: セルラーモデルはヤバい・・・・

ところで Galaxy Tab S7 シリーズには Wi-Fi モデルと LTE、5G モデルとラインアップされているのだが、SIM が入るモデルはヤバい。

まずデータ通信のほか「音声通話」ができるのでキーボード操作の SMS 送受信や音声通話を使ったリモートワークに対応できる。

今では Skype や Zoom を使ったコミュニケーションが整っているが、無料通話で話せる相手ならクリアな音声で話すのも良いものだ。

外を歩くときは別途 Galaxy スマートフォンがあればタブレット側の着信を転送できるなど本当に実用性が高い。

(おそらく外で「もしもし」と耳にあてるやり方は想定されていないはずだ・・・)

タブレットをルーターとしてテザリングさせたり、5G 対応スポットにいけば超高速データ通信を受信する。ちなみに筆者のは韓国版で、ドコモ 5G を 210 Mbps 程度だが受信できた。

(右上のアンテナピクトが 5G になっている点に注目。4G Band1+3+ n78 構成)

ちなみに VoLTE 利用は不可能で、au に関しては 4G 通信のみ OK。ソフトバンク系は 3G 通話・4G データ通信が可能となっている。

Galaxy Tab S7+ 側に LINE lite を入れておけば、スマホを忘れてきてもキーボード付き LINE ができるので素晴らしい。



デメリットは・・・・

その他にも「S ペン」や「カメラ」などレビューポイントは多くあるのだが、Galaxy Tab S7+ について筆者がとくにお伝えしたかったのは以上の通りだ。ここからはデメリットに関しても書いていく。まず iPad Pro に勝っているとは書いたが iPad OS と比べれるとアプリの種類が圧倒的に少ない現実がある。

これはタブレットの問題ではないにせよ、動画編集ソフト、ゲーム、どんなジャンルにしても iPad の方が揃っている。アプリが少ない事が Android タブレット没落に繋がったとも言われているので、検討している人はどんなアプリを求めるか把握しておきたい。

その上で Galaxy Tab S7+ のデメリットを挙げるなら、ソフトウェアによるバグがまだ多数残っていること。例えば S7+ は顔認証を搭載しているが、うまく認証されないバグが相次いで報告されている。

また純正キーボードと本体の接触不良による文字入力の取りこぼし、トラックパッドの長押しでコピーがうまくできない等、細かいバグがある。

そうしたバグと日本語入力が改善され、正式に国内リリースとなれば使うアプリの種類によっては iPad Pro を越えると感じる人は必ず出てくるし、PC 代わりにして日々欠かせないデバイスにだってなるはずだ。「遊び」メインで事務作業にも向いた珍しいタブレットとして注目されるのではないだろうか。

ぜひ日本リリースを期待したい。

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