3 月 23 日より KDDI の新ブランド povo がサービス開始となった。
別記事で触れた通り開通したので、今回もまた Rakuten Mini を使って同社の eSIM を検証していく。
今回は 5G 契約なので動作しないかと思われたが、予想以上の結果を出してくれた。
VoLTE、データ通信ともにバッチリ
povo が開通すると「設定方法のご案内」と書かれたメールが来る。ここから URL にアクセスして eSIM プロファイルをダウンロードしよう。
（開通完了といった文言がないので、最初何のメールかと思った）
申込みは PC から出来ないものの eSIM プロファイルの発行は可能。もしくは他のスマートフォンを使って QR コードを表示させる。
すると「au を使用しますか？」と出るので「開始」を押下して完了。接続先 APN が本家 au 回線と同じであり povo ではなく au と表記されている。
あまり新鮮味がないと思われるかもしれない。だが今まで au 回線で動かす術のなかった Rakuten Mini をこうして au 回線で動作させただけでも意義深かくないだろうか。
あくまでパートナー回線として補助的に利用されていた側がメイン回線として Rakuten Mini に入り込むのは、なんだかワクワクしてこないだろうか。
さて APN は手動入力して保存すると 4G+ と表記が出る。
ここで保存して完了。
VoLTE、SMS、4Gデータ通信、テザリング等すべての基本動作を確認した。
これで B1（個体によって非対応）、B18（B26）、B28、B41 を臨機応変に切り替える au ネットワークが完成。
自社回線が B3 だけの楽天モバイルと比べて地下・山間部・屋内なども含め全国エリアで安定した通信を行えるだろう。
お財布やWi-Fi ルーターなど色んな活用方法がある Rakuten Mini。Galaxy Fold などバッテリーに余裕のある端末とセットで使えば電力を供給してもらうこともできるので povo や LINEMO と合わせて面白い使い方を模索していきたい。活用していきたい。
（Type-C to Type-C ケーブルで Galaxy Fold から給電中）
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