平成が終わる頃から始まったキャッシュレス戦争は、秋葉原でも確実に盛り上がりを見せている。
なかでも急増しているのがご存知 PayPay だ。一体どのようなお店で使えるのか、把握できる限りひたすらご紹介したい。
ヨドバシカメラ以外の量販店
まず挙げたいのが家電量販店。 サービス開始直後、大混乱に陥ったビックカメラは言うまでもないだろう。
同社の傘下「ソフマップ」が秋葉原に 5 店舗あり、各店で PayPay が利用できる。
(アップル正規代理店のMac Collection 館も含まれる)
また秋葉原駅近くのヤマダ、EDION など量販店グループのPayPay 導入率は本当に高い。
(この店舗はどちらかと言えば外国人観光客向けで中国語が飛び交う)
余談だが「LAOX」や「オノデン」は今は外国人向けの免税店になっている。
とくに中国人観光客が絶えず上陸しており日本人はあまりいない。上位互換の Alipay しか見当たらなかった。
老舗PC・パーツショップ
老舗といえる PC・パーツショップではツクモ電気は欠かせない。アキバだけで 4 店舗ありフロア数も多い。
同じくPC・パーツで有名な「ドスパラ」でも利用可能。
この向かい側に 2 店舗ならぶパソコン工房にも PayPay が導入されていた。
あとは PC・中古スマートフォンの「イオシス」にもいつの間にか導入された。
「けっこう安い」でお馴染みで、秋葉原に 4 店舗ある。
このように複数店舗をもつ会社が一斉に PayPay を導入したことで、秋葉原で使えるお店が増えたように感じるのは間違いない。
アニメ・フィギュア・カード系
電気の街だけではないのが秋葉原。ここからは筆者の専門外になるので調査不足ではあるが、それでもいくつか PayPay の使えるお店を見つけ出した。
まずは秋葉原に急増する駿河屋。以前にも触れたように現時点で 6 店舗ある。
そもそも入ったことないのだが駿河屋はいま熱いスポットになりつつある。
そして、、この建物に見覚えはないだろうか。
LAOX ザ・コンピュータ館(通称ザコン)跡地の AKIBAカルチャーズ ZONE。フィギュアなどが所狭しとならぶ 1階 2階 のお店では PayPay 導入済。
あとは小さなアニメ系のお店、個人商店などが個々に PayPayを導入しているのが目立つ。お店の外に貼ってあるのはわかりやすい。
なぜ PayPay だけが増えるのか
ザックリとみてきたが意外にも PayPay が普及している事に驚いた。まだまだ導入予定の店舗があるはずだ。
もちろん LINE Pay など他社 QR コード対応店舗もあるが、総合的には PayPay が圧勝といえる。
あくまで秋葉原に関しての話だが「中国人観光客のもつ AliPay が PayPay 決済機と互換性を持つ」ことが挙げられるだろう。
2015年の爆買い絶頂時ほどではないが、中国人観光客はまだまだ多い。ひとまずPayPay を導入しておけば日本人も中国人も取り込めるというわけだ。
この QR コード戦争、このまま PayPay 天下となるだろうか。時期をおいて第 2 回目もやってみたい。