早いもので 2019 年が過ぎようとしている。今年は 1 ~ 3 月の短期間で ANA SFC 修行を終え、晴れてスターアライアンスゴールドメンバーに昇格できた。
その後は東アジア、東南アジア、ヨーロッパなど様々な国を訪問して SFC カードの威力を思い知った。
ただし「必ずしも必要かな?」と思った節もけっこうあるので、メリット・デメリットを書いていきたい。
本当に良かったと思う 3 点
SFC 修行して良かったなと思う点は主に 3 つある。1つ目がエコノミークラス利用でもビジネスクラス級ラウンジが利用できるところ。
(羽田空港国際線ターミナルの ANA ラウンジ。成田もほぼ同じ。)
スターアライアンス便に搭乗すれば、提携航空のラウンジでタダ飯が食べられるので、旅先や出発前の楽しみとなった。
(料理の種類はラウンジによって全く異なっている。少ないこともある)
SFCカードでデルタ航空ラウンジなうΣ(・∀・;)
人っ子一人いないので撮影してみましたが、わりとオシャレですね(*´ω`*)(*´ω`*) pic.twitter.com/EZfRcUg5NJ
— Skyblue (@skyblue_1985jp) November 18, 2019
来年も色んな国のラウンジを巡ってみたい。
メリット 2:優先レーンと優先搭乗
何気に重宝しているのがこれで、荷物検査が混んでいても SFC は優先レーンでスムーズに通過できる。
そして飛行機に優先搭乗できるのは、機内持ち込みスーツケースの収納場所をはやく確保するのに重宝している。
機内持ち込みスーツケースを持っている人は予想以上におおく、場所の取り合いになる前に余裕をもてるのは大きかった。
(最初に搭乗できるので、もちろん誰もいない状態を確認できる)
しかも空いている便なら CA さんが名前を呼んで挨拶しにきて必要な物がないかマメに聞いてくれる事もあった。
メリット 3 : ボーナスマイル
また SFC カードで搭乗した際は通常のマイルに加え 35 ~ 50% のボーナスマイルが付与されたり、ANA SKY コインへは最大 1.6 倍の還元率で移行できる。
貯めたマイルで国内外をタダで旅できるのは大きなメリットで、今年はマイルでマレーシア、韓国、香港に渡航できた。
その他にも色々と特典はあるのだが、個人的に「よかった」と感じるのは正直なところ以上の 3 点に集約できる。
一度取得してしまえばクレジットカードを解約しない限り使えるので後悔はしてないものの「本当にこれでよかったの?」と思うことがあるのも事実だ。
デメリット:プライオリティ・パスで充分説
海外のラウンジが楽しめると書いたものの、エポスプラチナカード付帯のプライオリティ・パスさえあれば LCC での旅が格安で捗るのも事実。
例えば今年 10 月、急に韓国へ行った事があった。エアチケットは往復 10,575 円(税込)と破格中の破格である。
じつはこうした破格チケットで海外へ行き、プライオリティ・パスでタダ飯を食べるという選択肢もあるのだ。
これに味をしめると正直「修行して良かったのかな!?」と思うことはある。
しかもスターアライアンス系のラウンジが閉店しても深夜に営業している確率が高く、SFCカードより凄いと思うことすらある。
デメリット2:国内ラウンジで食事できない
ラウンジ関連でもう一つ挙げておくと、国内の ANA ラウンジは基本的に飲み物しかなく国際線ラウンジとの格差が大きい。
(エポスカードゴールドなどで入れてしまうラウンジ)
ANA ラウンジはアルコールが無料なのでお酒を飲む人ならいいかもしれない。
ただし国内線しか利用しない場合 SFC カードの醍醐味を享受しにくいと言える。
最後に
何だかんだ言ってとても満足しているのだが、50 万円かけて良かったと思うか問われれば 100% Yes という自信がない。
確かにメリットは多いが、先程の優先搭乗にしても「列に早めに並んで荷物スペース確保すればいいじゃん」という話にはなるし、
豪華なラウンジは使いたい時だけお金払って入室するという選択肢だってあるわけだ。
ただ確実に言えるのは「やって損はない」ということだ。
ただしそれは今後も飛行機に乗り続けることが前提となるので、検討している人はよく考えた上で実行に移したほうがいいだろう。
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