先月に発表された UQ モバイルの月額 2,980 円で 10 GB 使える料金プラン R。
ギガ単価が下がったのはもちろん、使い切ったあとの制限速度が 1 Mbps 保証されると書いた。
5 月中に申し込んで 6 月 1 日の今日から適用。さっそく検証したら予想以上によかったので結果をお届けしたい。
ブーストの効いた最大瞬間風速
まずは料金プランが適用されているか確認しよう。
UQポータルアプリでログインするとデータ高速(10 GB)の表記から間違いなく料金プラン R であることがわかる。
(先月使い切らなかったギガが合算されて 11.8 GB )
さて、いきなりだが検証のため制限モードになっている点にも注目したい。
ここでスピードテストをして本当に 1 Mbps になっているのか確認すると。。
「あれ!? 一瞬 3 ~ 4 Mbp 出たぞ!」ということに驚かされ、次第に上り下りが 1 Mbps に調整されることがわかった。
これは何を意味するかと言うとまず最大瞬間風速でサーバーまで一気に接続する。
その後は安定的なスピードを保つことで他社サービスの 1 Mbps より高速に感じるのだ。これは予想以上である。
(上り下りとも差がでないようになっていた)
Youtube は 360p に自動設定で快適
ではここで Youtube を検証していこう。
今回は @chehonz201 さんのモバイルドットコム動画をお借りした。
さっそく動画を再生するとブースト効果もあって終始ストレスなく再生できている。
またバッファの読み込みがはやく途中で止まることもない。他社サービスとの差別化がしっかり実現されて素晴らしい。
さすがに 720p ~ 1080p に画質を上げると途中で止まるがバッファをため込んでから再生すれば問題ない気もする。
この調子で Amazon の Prime Video なども検証したところ、サムネイルの表示がすこし遅いくらいでこちらも問題なく再生できた。
ただし Youtube 画質よりすこし粗さが目立つので「とりあえず再生できればいい」という割り切りは必要かもしれない。
テザリングで PC すら快適!
節約モードでこれだけ速度があればノート PC やデスクトップ PC へのテザリングも捗るはず。
そこで部屋の Surface Studio をテザリングを使ってネット接続させてみた。
(ちなみにスマホ検証機はファーウェイ Mate Xs )
スマホでの検証とモバイルドットコムの Youtube 動画を検証すると、やはり 360P に自動接続されながら快適に再生できる。
ただし音だけを聴きながらバックグラウンドで別のサイトにアクセスを試みるとスピードが一気に 120 Kbps くらいに落ちることも発覚。
したがって動画を観るなら観るに集中し、マルチタスクは動画を流さずに実行するといいだろう。
スピードテスト結果はスマホとおなじで上下 1 Mbps 程度である。
ちなみに動画再生ができるということは PC を使ってブログを書くことはもちろん、ウェブで調べものや SNS を楽しむ程度なら問題ない。
ファイルの送受信も重くない範囲なら快適でありテレワークも無理ではないだろう。
制限速度の常識がかわるかも・・・
というわけでブーストの効いた 1 Mbps は Youtube をふくむ色んな作業が快適であることが判明した。
一般的な制限スピードでは Yahoo へのアクセスすら難しいなか、テザリングで PC を使った作業ができるのは大きな収穫だ。
ふだん節約モードで 1 Mbps にしながら 10 GB を温存しておけば、いざと言う時に高速が楽しめるし月末のギガ不足対策にも備えることができる。
そしてこんな最強プランが出てきたら Y!mobile も追随せざるを得ないだろう。
もしかするとモバイル業界の制限速度の常識が変わってくるかもしれない。
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