2020 年 7 月に契約した BIGLOBE モバイル回線が 2 つあるのだが、6 ヶ月間の割引が2021 年 1 月をもって終了するため悩んでいた。
その割引とは 1,600 円(税別)の音声プランがわずか 400 円で維持できるもの、家族割適用の 2 回線目はわずか 200 円で持ててしまう。
つまり BIGLOBE モバイルは月額 600 円で 6 GB も使えるぶっ飛んだキャンペーンを長いこと続けているのだ。
ただし 6 ヶ月経過すれば維持費は 2 回線で 3,000 円以上に跳ね上がる。
そこでカスタマーセンターに電話して MNP をちらつかせたら色んな事がわかってきたので情報を共有したい。
引き留めにあったのは au 回線
1 月 7 日、au 回線を MNP したいと電話でオペレーターに申し出たところ、以下のような会話が続いた。
オペレーター「いつも BIGLOBE モバイルのご利用ありがとうございます。今回、他社様に転出したいと思ったきっかけはございますでしょうか。」
筆者「 400 円で維持できる割引が今月で終わってしまい、来月から 1,600 円になるので 1,000 円以下で維持できる LINE モバイルや IIJ mio への転出を検討しているところです。」
ここまで、かなり正直に答えたつもりだ。すると・・・
オペレーター「かしこまりました。お客様のご契約情報をご確認しますので、しばらくお待ち頂けますでしょうか」
(2 〜 3 分保留音が流れるので待つ)
オペレーター「おまたせ致しました。じつは弊社、いま 1,200 円の割引を 10 ヶ月延長させていただくキャンペーンを実施しておりまして、お客様の回線にも適用することが可能でございます。
他社様に転出せずにあと 10 ヶ月間は今までと同等の価格でご利用頂けますが、いかがいたしましょうか」
という提案を受けるにいたる。少し意地悪かもしれないが、狙い通りだったので快諾して電話をきった。めでたしめでたしである。ただし、これが必ず適用されるとは限らないのだ。
1 回線は割引提案が一切なかった
じつは 12 月下旬、上述した au 回線と同時契約したドコモ回線を MNP したいと申し出た経緯がある。
その時は au 回線への移行を促されたり 1200 円 × 10 ヶ月の割引も提案されず、あっさりと予約番号が発行されてしまった。
こうしたことから、ハッキリとした理由はわからないが「かならず引き留められるわけではない」ことを覚えておこう。
オペレーターによって対応が違うのかもしれないし、KDDI 完全子会社だけあってドコモ回線に対しては塩対応なのかもわからない。また割引終了する 6 ヶ月目だと成功確率があがるとか何かしらあるのだろう。
したがって法則性はないにせよ、うまく行けば合計 16 ヶ月間を 500 円以下で維持できる可能性があるため、すでに回線を持っていて解約を検討している人はダメ元で挑戦してみる価値はある。
なおドコモ回線に関しては、今月末にもふたたび挑戦してみる予定だ。
引き留めは 2021 年 3 月までに禁止になる
ただしこうした引き留め施策は、大手キャリアや MVNO を含めまもなく禁止されることになっている。
消費者の乗り換えをスムーズにすること、通信事業者間の公正な競争という観点からメスが入ったと推測するが、今後はまったく引き留められなくなる。
だから BIGLOBE モバイルに限らずキャリアや MVNO 回線を長く使っている人は、今こそが引き留め施策を引き出すチャンスといえるだろう。
直近ではソフトバンクに Y!mobile を提案された記事を書いたが、おなじように手持ちの SIM を使って複数回線試してみるつもりだ。
そして引き留めに関する情報が得られればまたご報告したい。
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