MVNOの IIJ mio は6月1日から5G回線の提供を開始すると改めて案内した。
しかも追加料金などは発生せず「無料オプション」として利用できるため、先に5Gを開始したmineoよりも料金プランでは圧倒的に安くなる。
(画像はmineoの5G缶。渋谷と大阪で5Gを無料体験できるイベントが行われた)
ただその一方で注意したい点が2つ。ひとつは同社の堂前氏が「基本的に通信速度は変わらない」と案内していること。
IIJmioでは6/1より5Gでの通信に対応しますが、以前からお伝えしているとおり、5Gに切り替えても基本的に通信速度は4Gと変わりません。繁華街など4Gのアンテナが極端に混雑していて5Gのアンテナの利用者が少ないところであれば多少変わるかもしれない程度です。https://t.co/nA4XF5W2sR (添付PDFより) pic.twitter.com/NGPwRFzQRp
— 堂前@IIJ (@IIJ_doumae) May 25, 2021
月額コストが安いため検証目的で利用してみたくなるが過度の期待は禁物のようだ。
さらにより大事なのが「3G回線が使えなくなる」こと。これはドコモ5Gの仕様であり通話は全てVoLTEになる。
そのため3GガラケーやVoLTE非対応の海外スマホなどは通話すら出来なくなることを覚えておこう。
(2020年11月10日から5G契約者に対する3G提供が終了した)
IIJ mio に限らず今後さまざまなMVNOが5G対応に移行すると思われる。
以前も書いたが都市部や地方に関係なく3Gしか入らない場所が存在する。
そうした場所では5G契約にすることで圏外になることも報告されているので、ドコモ回線の人は生活圏内で問題なさそうか、また手持ちのスマートフォンがVoLTEに対応するか必ず確認してみよう。
リンク:IIJ mio
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