Gratina 4Gという端末が一括0円でばら撒かれたのを覚えている方は多いだろう。筆者も2016年、規制が厳しくなる中で12万円分のキャッシュバックを貰いに行ったことがあった。(過去記事参照)
長期間にわたるばら撒きで白ロムが溢れかえり、未使用品価格は現在3,980円(税込)で落ち着いている。いい端末だとは思うのだが、SIMロックがかかっておりau本家契約のVoLTE SIMでしか利用できない。
(au自体がガラホの大きなキャンペーンを実施しており、割引額が大きい)
そのさなか、このGratina 4Gに代わる候補としてKYF37がでてきた。前置きが長くなったがこれが色んな点で熱くなりそうだという話。
①SIMロック解除なしでUQ mobile(au系MVNO VoLTE)が使える!
2017年8月以降に発売された端末は「SIMロックを解除せずにau系MVNOのVoLTE SIMが使える」仕様になっている。低価格かつガラケー型を好む層が安心して買える一台だろう。
「いやいや、ドコモならSIMロックを解除せずにガラホが使えるじゃないか」という批判がくるかもしれない。確かにF-05Gなど初期のガラホなら5,000円以下安く手に入る。ただしWi-Fiやお財布ケータイ、テザリング機能を備えていない。
対してKYF37はそれらの問題を全てクリアしている。ドコモで同等のガラホ(SH-01Jなど)を買おうとすると白ロム価格が2万円以上にまで跳ね上がるのだ。KYF37の未使用品は今日現在で12,000円相場。
②再び漂うキャッシュバックの予感・・・
もしもガラホが今後もキャッシュバック規制の対象から外れるのなら、今年もGratina 4Gと同じ現象が起こるはず。一部では既に起こっている。
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— auショップ明大前 (@aushopmeidaimae) 2018年2月13日
3台で16.5万円は驚きだ。購入サポートで縛りが入るので手元に残るのは半分くらいになるだろうか。それでも12ヶ月間SIMを最低維持費で眠らせれば、14ヶ月後には再び他社へMNPできるではないか。
これで喜ぶのは転売目的の人たちだけではない。白ロムが大量に流れれば相場が下がるため、auガラホを欲しがる一般消費者も嬉しい結果になる。
最後に
ガラケー時代は通話とネットを契約しているだけで、月額の維持費が5000円以上になったものだった。しかしUQ mobileであれば、ある程度の無料通話とデータ通信が付いて1,980円から持てる。
更に先日購入した302円で維持できるiPhone SEのSIMをコレに挿せば尚更幸せになれるはず。情報を探しまくって是非手に入れたい一台だ。