KDDIが展開する 5G WiMAX サービス専用ルーター「Galaxy 5G Mobie Wi-Fi」の白ロムが秋葉原で9,980円に値下げされている。
いずれもSIMフリー未使用品。確認できたのは「じゃんぱら」秋葉原4号店および同社通販サイトで12月11日12:00時点の在庫数は約140台。
もともとSIMフリーでドコモ、UQモバイル、楽天モバイル UN-LIMIT VIでも利用できることから欲しかった人は検討してみよう。
初心者からプロまでお勧め
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi はパワフルなMediaTek Dimensity 720チップを搭載し5.3inchの大画面をストレスなく快適に操作できる点で新しい。
画面がスマホサイズになったこと視界にはいる情報量が違いUIも斬新でカッコいい。
またルーターの中身はAndroid11のためゴニョゴニョするとAndroidアプリがインストール可能。TwitterはおろかGoogle日本語入力、スピードテストなど様々なアプリが動作する。
(推奨はしないが本当に面白い。それほど中身は実質Androidというわけだ)
こうして初心者からプロまで幅広い層にお勧めできる利点を持つのが Galaxy 5G Mobile Wi-Fi の魅力なのだ。
待受画面ではカレンダーモードとなりスタンドを使えばPC横に置くなどインテリアにもなる。これはグッドアイデアだ。
(ただしスタンドは壊れやすいので取り扱いには注意しよう)
対応周波数を整理しよう
さて同製品は 4G LTE B1, B3, B17 B18, B41, 5G NR n77 n78 に対応する。
(アップデートでNR n77に対応済)
このうちNTTドコモ 4G B1, B3(東名阪)および 5G NR n78 に対応しており条件が揃えばドコモ5Gも受信可能だ。
(ドコモショップ丸の内店で検証。ドコモ5Gは423Mbpsを記録した)
楽天モバイルに関しては自社エリアの B3 と au パートナーエリア B18 で問題なく動作するので無制限データ通信用に用意するのもいいだろう。
(楽天モバイルはたしかSIMを挿入しただけでAPNが出現した記憶がある)
ソフトバンクは 4G B1, B3, B41 が利用可能で、地下、山間部、屋内といった場所には弱いが 4G ルーターとして割り切れば LINEMO やワイモバイルSIM等でも使い道がありそうだ。
そして最も知っておきたいのが au 回線で 4G/5G 契約 SIM(povo含む)はなんと IMEI 制限のせいで利用不可。au 正規SIMでも動作しないのは注意しておきたい。
従ってGalaxy 5G Mobile Wi-Fi で au 回線を利用するなら MVNO か UQ モバイルになるだろう。
(Biglobeモバイル au回線などは超快適。)
MVNO では mineo が au 5G を開始しており IIJ mio も 6月1日から5G サービスを開始予定。UQ モバイルは本家と変わらぬ速度でこの夏から5G を開始するため、この辺りが実用的な au 回線となりそうだ。
(au 5G では500~600MbpsをPCに流し込める)
ルーターとしては少し割高に見えるが、スマホのテザリング機能とは比べ物にならない速度がでる点で優れており、一見の価値はある。気になる人は「じゃんぱら」通販サイトをチェックしてみよう。
リンク:じゃんぱら
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