新型コロナウイルスの規制が世界中で緩和され、今年は2年半ぶりに海外に来ることができた。
(画像はシンガポール、マリナーベイサンズ周辺)
その中で本当に助けられたのがNTTドコモ ahamoプラン。なんと20GBまで国内と同一料金(2,970円)で利用できるのだ。
楽天モバイルも2GBまではデータローミング無料。アハモ回線を使い切ったときに何度も助けられた。一方で大手3キャリアの正規料金を利用している人は「注意」が必要だ。
一瞬のパケット接続で1,980円
先日、ソフトバンク回線の利用状況を確認したところ1万円ちかい請求が上がっていた。内訳は基本料金980円、7月に機種変更した際の機事務手数料3,000円でここまでは想定内。
(国内パケット料金と合算で4,980円請求されている)
予想外だったのは「海外パケットし放題」と称する1,980円だった。まったく使った覚えがないのに「あれ?」という感覚である。
色々と調べた結果、一瞬でもインターネット接続されると1,980円が請求されるらしい。画像1枚分にも満たない10MBを超えると2,980円が請求される仕組みになっていた。
事前申し込みなしで上限2,980円が自動適用されるのは、見方によっては親切なのかもしれない。しかし本当に一瞬「あ、繋がっちゃった」程度の接続ならば高額とも受け取れる。
これはソフトバンクだけでなくNTTドコモ、KDDIも同様。昔のような青天井ではなくなったものの、事前設定なしだと否応無しに2,980円まで跳ね上がる。
もし海外でSIMカードを調達する人は絶対に「データローミング」をオフのままにしておこう。
事前に知って賢くオトクに
この話には続きがある。キャリアの海外ローミングがすべて「悪者」という話ではない。
むしろ事前に調べて設定しておけば割安で利用できるのだ。例えばソフトバンクには海外で1日980円で3GBまで使えるプランが用意されている。
これなら日本国内とおなじ使い方がOKで、3日間利用しても3,000円以下。携帯電話の歴史上にみかなり良心的な設定になっている。
こうした選択肢はNTTドコモにも用意されている。
KDDIは事前予約するれば1日490円から利用できるなど3キャリアの競争は激化している。
しかし何も知らずに急に海外で接続すると筆者のような事になりかねない。これから海外渡航の予定がある人は契約中の料金プランをしっかり確認して予定を立てておこう。
今年は空前絶後の円安に加えて物価高。そんな中で通信費は抑えられるので賢く使っていきたい。
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