NTTドコモは現在「Galaxy S22」の割引キャンペーンを強化している。
Galaxy Harajukuでは最大41,767円の割引が受けられる大判振る舞い。返却プログラムを使えば2年間「実質33円」で持てるキャンペーンを実施中。
ところが内容をよく見ると「法令違反」が疑われる事案が発生している。
2万円の割引上限を越えている
キャンペーン内容を見ていこう。8月10日～8月21日の期間中、同店でドコモ版Galaxy S22をMNP購入すると41,767円の割引が受けられる。
法律の範囲内で割引をするなら22,000円を回線割引、残り19,767円を直接の本体割引とすればOK。つまり白ロムの本体価格をまず下げる必要がある。
（機種変更は22,000円以内なのでセーフ）
ところが「白ロムは（割引の）対象外」と書かれているのだ。これでは回線割引だけで41,767円、つまり法律の上限をオーバーしてしまうのだ。
割引上限が44,000円に緩和され、白ロム割引が禁止になる2024年以降であれば、この内容でまったく問題ないだろう。しかし現時点ではアウトになるはず。
なぜ端末を普及させたいはずのメーカーがこうした販売妨害に手を染めるのか。通信キャリアの圧力があったのだろうか。
キャンペーン開始から数日経過しているのに指摘・修正されないのは遺憾であるし、メーカーである以上は曖昧に表記すべきではないはずだ。
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