NTTドコモは月々の料金支払いができるクレジットカード一覧に楽天カードを追加した。
同カードを巡ってはオンライン手続きでドコモを契約する際、料金支払いに登録できない状態が続いていた。
具体的な理由は明かされていないが、楽天カードの利用者は実に2,950万人。日本で一番使われているカードを弾くことで機会損失になっていたはずだ。
今回の改善により、楽天カードユーザーはドコモに乗り換えやすくなった。しかし同社には頭を抱えたくなる問題がまだ複数存在している。
例えば別記事に書いた「dアカウント問題」では、ドコモを契約したくても複雑なシステムが災いして契約できない、なんてことが起きている。
さらにDual SIM構成を利用している人が「d払い」認証に難儀したり、通信品質が都市部を中心に劣化しており、お世辞にもお勧めできない状態だ。
他にも回線なしで白ロム購入すると在庫があるのに納期を2~3週間にして嫌がらせをしたり、とにかく最近のドコモは信頼が総崩れ状態。
このままでは顧客獲得どころか流出に歯止めがきかなくなるだろう。
2024年は社内外での抜本的な制度改革が避けられない一年になりそうだ。
リンク:NTTドコモ