サムスンは日本国内向けに「Galaxy S24」「Galaxy S24 Ultra」を発表した。
今年も円安の影響で本体価格が高騰し、NTTドコモ版「Ultra」は1TB 26万1,580円を記録。キャリア版としては過去最高額となった。
しかし今年は初めてSIMフリー版の同時発売が決定。価格もキャリア版と比べて良心的であり、ほぼグローバル版と同じ水準になるようだ。
日本では長らくキャリア支配の続いたギャラクシーだが、いよいよ通信キャリア版を購入する意味が消滅したかもしれない。
標準モデル「Galaxy S24」もSIMフリー同時発売
本体価格の詳細をみていこう。
「Galaxy S24」
NTTドコモ 256GB 14万5,970円、512GB なし
KDDI版 256GB 14万4,850円、512GB 15万7,800円
SIMフリー版 256GB 12万4,800円、512GB 13万9,000円
「Galaxy S24 Ultra」
NTTドコモ 256GB 21万8,470円、512GB 23万2,804円 1TB 26万1,580円
KDDI版：256GB 22万4,800円、512GB：23万7,800円、1TB 25万9,800円
SIMフリー版 256GB 18万9,700円、512GB 20万4,100円、1TB 23万3,000円
（au S24 Ultra 256GBは割引してもSIMフリー版より高額）
キャリア版はSIMフリー版と最大3万円以上の差があり、月々の通信料金を含めると購入するメリットが皆無になったと言える。
というのもサムスンは昨年からサムスンケアを導入しており、端末に関する操作が不安な場合は有料サポートを受けることができるのだ。いずれも発売は4月11日。
とくにドコモ版は高いお金を払ってドコモ専用アプリ、ロゴ、iモード絵文字を得ているようなものだ。
リンク：サムスン