夏が暑いのはあたり前なのだが、今年の暑さは異常とも言えるだろう。水分補給にスポーツドリンクを買おうと思ったら、スーパー、自販機、コンビニなどで売り切れが続出しているのに驚いた。
ここまで熱くなると、スマートフォンの取扱いにも注意したい。以前、Galaxy Note7の爆発が問題となったが、リチウムイオン電池を利用している限り、いかなるスマホも爆発する危険がゼロではないのだ。
①爆発寸前の状態にまでバッテリーが膨れ上がる
温度上昇が酷いと、スマホのカメラが強制終了してしまう事がある。この場合、涼しい場所に移動するか、可能であれば冷房が効いた場所に暫く置いて本体を休ませよう。でないとカメラ以外にもパフォーマンスが悪くなり、負荷が大きくなる。
また、バッテリーが膨張して開かないはずの裏ブタが開いてきたり、最悪の場合は爆発して火災に至ることもある。CPUに負荷がかかる作業をする場合、部屋の温度を確認しながら、休ませる時間を作っておきたい。
②大丈夫か!?Snapdragon810搭載機種・・・
スマートフォン黎明期、発熱スマホと呼ばれたF-10Dは、さすがにあまり見なくなった。古すぎて市場に出回らないのだ。しかし、逆にまだ出回っているのが2015年に発熱で話題になったSnapdragon810のチップセット。
これを搭載している有名な機種がSONY Xperia Z4、Z5、Z5 Premium、Z5 compactなど主にXperiaシリーズだ。他のスマートフォンに比べて熱を持ちやすいので、これらを利用している人は一層注意したい。
最後に
熱中症対策が叫ばれるが、私たちの日常に欠かせないスマートフォンもまた、気を遣っていきたい。既にバッテリーが膨張している場合は利用を中止し、新しい物に変えた方がいいだろう。
大事にならずニュースにもならなかったが、この夏、筆者はスマホバッテリー爆発を既に2件目撃している。この機会に、ぜひスマホのバッテリーについて調べておこう。モバイルバッテリーですら100%安全でないことがわかる。
(トップ画像:買ったのにサムスンに回収されたGalaxy Note7)