家族が4人いることが前提で、しかも家の固定回線がSoftBank光でないと安くならなかった動画SNS放題。確かに大人数いればお得だが、単身世帯から大きな不評をかった。
(筆者も単身なので、これにはガッカリせざるを得なかった）
ところが、昨夜のiPhoneXsの発表をきっかけにauが反撃を開始。筆者のような単身世帯でも月額3,480円から持てるとのこと。内容をみていこう。
①通信は無制限ではなく20GB、それでも安い！？
Android利用者からは「ずるい」と思われるかもしれないが、お得意のiPhone優遇が始まった。本日発表された新型iPhoneを新規・機種変・MNPいずれかで購入する事が条件。機種の購入を伴うため、1年間は毎月1,000円が割引される。
もう一つ注目したいのが、通信容量だ。SoftBankはYoutubeや動画が見放題+50GBなのに対して、auは動画見放題などがなく、単純に20GBまでという制限を設けている。そのため外出先で20GB以上使う人は要注意だ。
②固定回線はWIMAX2+でもOK
SoftBankと同じく、割引を受けるにはau光の固定回線が必要になるのだが、WIMAX2+でもOK。ただし円柱の据え置き型L01(L01s)に限られているため、持ち歩き型ルーターの場合は固定代替契約が必須になる。
本来7,500円のプランが2年縛りを条件に6,000円となり、そこからiPhone購入の1,000円（スマホ応援割）、固定回線の1,000円（スマートバリュー）、520円（iPhone施策）が割引かれて3,480円となるようだ。
最後に
では、オチは何か！？と言われれば2年目から1,520円高くなるという点。ちょうど5,000円にまで上がるが、それでもまだ安い方だろう。ただ繰り返しとなるが、SoftBankと異なり動画やSNSは使い放題にならなず、外出先での消費が多い人には向いていない。
新型iPhoneを機に繰り広げられる各社の戦い。ここにdocomoは参戦するか、それとも高みの見物となるだろうか。とりあえず筆者もiPhoneは欲しい。