先日20日、Samsungが満を持して曲がるスマートフォンGalaxy Foldを発表した。日本円にして約22万円、うわさ通りとは言え、簡単に手に入る金額ではない。そして昨日、Huaweiからも折りたたみスマートフォンMate Xが発表されたのだが、、
Samsungを大きく上回る金額、約29万円という本体価格が飛び出した。これは日本での取扱いが、いよいよ難しくなるのではないだろうか。
①48分割でも毎月6,000円の負担
iPhoneXが発売された2017年、auとソフトバンクは48分割を導入した。むろん毎月の支払いを軽減させるためだ。約14万円の上位モデルは、毎月3,000円弱の負担にすることができた。
しかし約29万円と発表されたMate XはiPhone Xの倍以上の価格。48分割しても毎月約6,000円の負担となる。こうなればキャリアとしては、いよいよ販売しづらいだろう。96回払いにすれば毎月3,000円まで軽減できるが、そんなまさか・・・
②購入するのは誰??開発者陣と1%のケータイオタク!?
これまで発売と同時に様々なハイエンド端末を追いかけてきた筆者だが、さすがにお手上げだ。むろん投資してリターンがあるなら話は別だが、私たちの暮らしを大きく変える要素は皆無に等しい。
それでも、経済的にとても余裕のある、1%のギーク層には需要はあるだろう。また次の10年を担う存在なのであれば、アプリ開発企業も買わざるを得ないだろう。果たして、その投資は報われるのだろうか。皆目見当もつかない。