米国トランプ大統領は、中国からの輸入品に対して、現在の 10% から 25 % への引き上げを自らの Twitter で述べた。
For 10 months, China has been paying Tariffs to the USA of 25% on 50 Billion Dollars of High Tech, and 10% on 200 Billion Dollars of other goods. These payments are partially responsible for our great economic results. The 10% will go up to 25% on Friday. 325 Billions Dollars....
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2019年5月5日
①Assembled in China は終わるのか・・
ツイートによれば関税の引き上げは今月 10 日。とくに大打撃を受けるのは中国に生産拠点をもつアップル社だ。
これまで関税を逃れていたが、この度の引き上げで 25 % の課税対象になる。
ブルームバーグは生産拠点を中国以外に模索すべき数値が 25%と指摘しており、経営方針の再設計を迫られる程に深刻な問題だ。
②アップルどうでるか・・・
悲惨すぎる事態にアップル社はどう出るだろうか。市場関係者の中では、インドへの生産拠点移行が噂されている。
インドでは iPhone への関税が高額のため、アップル社は同国内での生産準備を整えていた。
もしも 25% の関税が現実問題となれば、製品の利益率を下げる他、最悪の場合は中国撤退もあり得るのだろう。
まだ何とも言えない状況だが、10日(金)に向けて市場には緊張が高まっている。
出典:Trump’s latest tariff threat could hit Apple hard, force it to move iPhone production