先月、カメラが飛び出る事で話題になったVIVO NEXをレビューしたが、自撮りをしない筆者にインカメラが不要であったこと、Android OSのメリットが制限されすぎている事などを理由にレビュー後すぐに売却してしまった。
時を同じくして、OPPO Find Xの存在を知る。同じくカメラがポップアップするギミックがあるのだが、なんと言っても筐体がVIVO NEXよりもカッコ良い。早速入手してきたので、何度かに渡りレビューしたい。
①美しいデザイン、画面占有率93%越え!!
画面占有率が93%を越えており、それを引き立てるように側面から背面にかけて透き通るような色に仕上がっている。VIVO NEXと差を付けた1つ目のポイントとはデザインと断言できるだろう。
ディスプレイは6.42inch、同じくベゼルレス勝負のGalaxy S9+やP20 Proよりも少しだけ大きいのが実感できる。有機ELディスプレイの発色も美しく、惚れ惚れとするくらいの完成度だ。
(驚いた事にSIMトレイがUSB Type-Cの真横にある。ベゼルレス化するために必要だったのだろう)
②最高峰のスペック、ポップアップするカメラ
価格が10万円を超えるため、言うまでもなくスペックは最高峰。今年の主流であるチップセットSnapdragon845、RAM8GB、ROM128GBと文句なしの超ハイエンド。個人的にRAM8GBは初なので使い心地にも注目したい。
そして今回、大注目ポイントの1つがカメラだ。VIVO NEXはインカメラだけがポップアップしたが、Find Xはイン・アウト両方のカメラが本体から飛び出す。
(カメラが収納されている状態。ノッチがないのは気持ちいい)
そのスピードたるや一瞬。撮りたいタイミングを逃さない実用性が重視されている。ロックを解除するタイミングにもポップアップする。(動画は筆者Twitterを参照)
若者よ、これが近未来のロック解除だ((((;゚Д゚))))))) Find X pic.twitter.com/PCg95P5LrT
— Skyblue (@skyblue_1985jp) 2018年8月3日
最後に
スマートフォン市場も完全に成熟し、似たようなデザインや特徴を持つ端末が増える中、差別化要素の多いスマホがようやく登場したと言えるだろうか。実はVIVOに続きOPPOも筆者には初。
前回のようにディスプレイ分割機能が限られていたり、公式アカウントが作成できないなど、惜しい点がなければ快適な1台になることが期待される。詳細は追ってレビューしたい。