docomo独占モデルとして、今年大きな話題を呼んだHuawei P20 Pro。カメラが美しすぎて、コンデジ要らずという人が出てくる程に素晴らしく、当ブログでも何度かレビューさせて頂いた。
一気に認知度を上げた同社は、例年通り冬のフラッグシップであるMateシリーズ最新作を導入する予定だ。昨日、意味深なツイートが公式から流れてきた。
2018年11月28日 スマホ新時代の到来#HUAWEI pic.twitter.com/iI9Xh6lNmD
— Huawei Mobile (JP) (@HUAWEI_Japan_PR) 2018年11月22日
(KIRIN980とあるから、Mate20シリーズに間違いない)
その中でもファンの間でも心待ちにされているのが最上位のMate20 Pro。まず注目されているのが「再びdocomo専売なのか、それともSIMフリーなのか」という話題だろう。あくまで筆者の憶測になるが、SIMフリー版しか出ないのでは!?という話をしたい。
①総務省の規制で、iPhone処分に焦るdocomo
「携帯電話料金が高い、4割値下げの余地がある」と指摘された大手キャリアのうち、docomoだけが約2割の値下げを宣言。しかし、その代償として端末が値引きできなくなるとしている。
(今年の1月に撮影。来年から、こういった光景が消えるかもしれない)
ということは、年度が変わるまでにAppleから課されたiPhone販売のノルマを達成に見通しをつけなくてはならない。今からHuaweiという選択肢を加えたらiPhoneを売り逃す事になってしまう。ユーザーにとって選択肢が多いのは嬉しいが、docomoから見れば必死なはず。
②SIMフリー好きHuaweiファンへの配慮
docomoから発売されないと思う、もう一つの理由が長年のファンの存在。Huaweiは2015年あたりからキャリアを通さず、ひたすらSIMフリー端末をリリースしてきた。
キャリアの独占販売を嫌うSIMフリー派のユーザーから評判がよかっただけに、「なぜP20 ProはSIMフリーででないの?今までみたいに売って欲しいのに」という声が耐えなかったのだ。
(かろうじてau電波を掴むdocomo版 P20 Pro、HW-01K)
確かに、急にdocomo専売という形式にされたら本体が単体で購入できず、ファンが怒るのも仕方ない。「Huaweiは今までと変わりなくSIMフリーを出しますよ」という意思表示も含め、Mate20 ProをSIMフリーで販売させた方がファンも納得するはずだ。
③auユーザーの切実な願いに応える
SIMフリー版を選んでも VoLTEが対応していないなど、何かと不便を強いられてきたau。(auの特殊性が悪いとは一言も言っていない)今年はnova2とP20 liteをリリースするものの、未だにハイエンドが出ていない。
docomo版のP20 ProではSIMロックを解除すれば利用できるものの、対応周波数が少なすぎて、「LTE Band1でなんとか繋がっている」くらいだった。上述した②にも繋がるが、そろそろ最初からau(系格安SIM)のチューニングを終えた国内版が望ましい。
最後に
毎年のように繰り返される、年度末に向けたiPhoneの安売り。高額になるにつれて販売数が落ちるも、一括0円は自粛を求められるわ、料金値下げを迫られるわで、今年はMate20 Proを扱っている余裕がないのは明らかだ。
そしてSIMフリーユーザーに優しかった、安定のHuaweiという存在感をファンに示さねばならない。そう考えると、本当にdocomoから出ないのではないだろうか。あくまでも憶測のため、もし発売されたらコメント欄に「ウソじゃん!!」という痛烈なツッコミを入れて頂きたい・・・(汗)