5月下旬発売予定の au OPPO A54 5G が5月30日になっても価格未定・未発売状態という寂しい事態になっている。
遅かれ早かれKDDIのリリースはあると思われるがフォロワーさんから本体価格の掲載された実機画像が寄せられたので共有したい。
画像によると本体価格は 28,765 円。5G対応モデルとしては割安で SIMフリー価格 31,800円より少しだけ安い。
指原莉乃さんのCMで大きな話題になったOPPOだが、ここまで安価なモデルがキャリアに投入されるのは初めて。「前から気にはなってたけど実際どうなんだろう」という人が気軽に買える価格設定の印象だ。
低価格スマホに高まるカメラ体験
OPPO A54 5G はSnapdragon480 5G, ROM64GB, RAM4GB 搭載のローエンドで6.5inch TFT 液晶ディスプレイ(Full HD+)を採用する。
(筆者撮影。色合いはグラデーションが鮮やかで安っぽさを感じさせず好印象)
4800(超広角)+800(広角)+200(モノクロ)+200(マクロ)万画素4眼カメラ、1600万画素インカメラ、画面リフレッシュレート90Hz、Wi-Fi a/b/g/n/ac、NFC、大容量5,000 mAhバッテリー、指紋認証、顔認証、Android11等に対応。
(デモ機のせいか少しだけインストールアプリが多い印象だ。消せると嬉しいのだが)
Felica(おサイフケータイ)、防水・防塵、ワイヤレス充電には非対応でだいぶ予算が削られた印象は拭えない。
その代わりカメラ性能次第ではSNSに注力する若い世代などから大きな支持を得られる潜在性があるかもしれない。実機はすでに登場しているので、最寄りのauショップで触れてみよう。
リリース情報が乏しい昨今
ところで話は変わるのだが、昨今のキャリアスマートフォンは機種だけ発表されて価格未定となる事がおおい。
冒頭の繰り返しになるが同モデルも具体的な発売日は5月下旬以降と曖昧な表現で価格が提示されていない。そんな状態で誰が予約したいと思うのだろうか。
Xperia1Ⅲに関しては6月発売予定が7月に延期されている(これはドコモも同様)
様々な事情から延期の事実は仕方ないとして、それを「お知らせ」としてリリースを出さず、しれっと変更するだけの企業体質にユーザー目線の欠如を感じるのは筆者だけではないだろう。
また対応周波数表をきちんとチェックせずに掲載してユーザーから指摘があるまで修正しなかったり、掴むはずのない電波を掴んだ報告が寄せられるといったん販売を止めるなどお粗末と言わざるをえない傾向にある。
新型コロナウイルスの影響を大きく受けて致し方のない部分もあると思われるが頑張って頂きたい。
追記
31日午後、発売日は6月4日と発表された。
リンク:au
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