以前、wena wristのバンド部分が突然反応しなくなり、充電すらできない状態になった事をブログに書いた。「修理費が高すぎる」という趣旨なのだが、これを読んでくださった中の人がこんなリプライをくださった。そしてタイトルの通り、大幅に安くなったので、一連の流れを記録しておきたい。
いつもご愛用いただきありがとうございます。確かに検討の余地があると思います。至急、責任者にエスカレーションして今一度再検討をしたいと思います。この度は御指摘いただき、ありがとうございます。
— wena Japan (@wena_japan) 2018年4月12日
①バンド部分の修理費用が最大で約1万円値下がりへ
改定前、機械が入ったバンド部分の修理費は22,000円~27,000円+税とされていた。これがスマートフォンや他のウェアラブル端末なら至極当然なのだろう。いわゆる、「新しく買った方が値段も近いし早い」というやつだ。
そして発表された新しい修理価格は、なんと17,000円~18,000円+税と大幅に値下げされている。去る24日にリリースが出ている。
「お知らせ」wena wrist 修理代金一部改定のお知らせhttps://t.co/pkCP3gMipG
— wena Japan (@wena_japan) 2018年4月24日
②ユーザーの声を本気で受け止めてくれるプロジェクト
ブログに修理費が高いと書いてから修理費改定まで、なんとわずか2週間で解決してしまったのに驚いた。これなら新しい物を買うよりも遥かに安く、1つの物を長く使いたいというwena wristのコンセプトにも沿っていると言えるだろう。
以前からTwitter上でユーザーが投げる要望を速攻でアプリに実装したり、実現できなくとも課題として捉えてくださったり、とにかくユーザーとの距離が近いのがwena Japanのいいところ。
最後に
wena wrist開発者の對馬さんとは2度お会いしているのだが、やっぱりSONYだなと思える製品を発明してくださったのには感謝している。そして朝起きてから寝るまで大体wena wristの事を考えているというから驚く。
Suicaが使えなかったり、Android端末で電子マネー設定ができないなど大きな課題を抱えつつもwena wrist Pro, activeをリリースさせたり、最近では鉄腕アトムとのコラボなど実に様々な限定モデルをヒットさせ、着実に認知度や人気が向上している。今後もゆっくり応援していきたいし、wena wristを大事に使っていきたいと思う。そして今回の修理費改定は改めて深く感謝したい。