PayPayによる20%還元を利用して、Mate20 Proを転売する人が多いという話は以前に書いた。12月上旬までは92,000円~93,000円で取引されており、その後は90,000円ちょうどで落札される状態が続く。
(中には85,334円で落札されているもの。違いはメーカー保証の有無などか)
しかし、ついに需要と供給線のバランスが崩れ始めたのか、ここ数日の落札価格は特にMidnight Blueが85,000~8,9800円で推移している。それにしてもなぜこんなに転売されるのだろうか。
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①OCNと光TVショッピングのキャンペーンが影響か!?
光TVショッピングでは今月14日~21日まで、大きなキャンペーンを実施している。OCN SIMとセットで端末を購入すると、20,000円のキャッシュバックに加え、最大で20,000ポイント還元されるというもの。
更にHuawei独自の商品券(1万円分)が還元されるキャンペーンと重なっており、5万円戻ってくることになるのだ。ここまで還元されるなら、本体だけ売り飛ばしてSIMだけを使うという人が出てきても不思議ではない。
②更に下がるような気もする相場感・・・
別にHuaweiの人気がなくなったとか、そういう話では全く無い。色んな企業が消費を促すキャンペーンをやっており、その対象にMate20 Proが偶然にも(または意図的に)ラインアップされていたというだけの話。
ただ転売される数が多く、相場が緩やかに下ってきただけなのだ。Huaweiの根強い人気にも驚かされるが、転売による相場の値動きにも驚かされる。今度はSoftBank版の販売が待ち構えており、MNP特価次第では更に下落する可能性もあるだろう。
欲しい人はすぐにでも買っていい価格だと思うし、もはや筆者が香港で購入した新品価格よりもだいぶ安くなってしまった。そしてキャンペーンの存在を知らぬ人は普通に12万円で買っていく。情報戦を制していきたい。