以前の記事でTAG Heuer Connected 45のレビューを書いたが、本当に物が良すぎて驚きの連続だった。用意されたバンドしか選べないという惜しい点まで書いたが、それでも「ずっと使い続けたい」という気にさせてくれた物は実に久しぶりだ。
(関連記事:総額20.5万円、高級スマートウォッチ TAG Heuer Connected 45を導入した話・・・)
(TAG Heuer CARRERAを中心に4000もの文字盤が用意されている)
恐ろしい事に、それだけでは終わらなかった。「モジュールだから気軽にバンドとヘッドを交換できる」というコンセプトに魅了され、銀座のTAG Heuerエスパスでアナログヘッドを購入してしまったので日記として書いておきたい。
①美しすぎる機械式時計のヘッド、考え抜かれたモジュールの概念
従来の機械式時計は、ヘッドとバンドがセットになっており「気軽に交換して楽しむ」という概念ではないらしい。もちろん、wena wristと合体させようと思えばできるが、本来の趣旨ではないようだった。
スタッフの方によれば、それを覆すのがモジュールによるConnected 45。スマートウォッチが利用できるのは勿論、従来の機械式時計のバンドも気軽に交換し、楽しみながらより長く使えるというコンセプトらしい。
(背面のかっこよさと来たらヤバイ。本物のSwiss Made)
(ヘッドとベルトは、ものの数秒で交換できる。この手軽さも売りの一つと言える)
②ヘッド部分31万円、スマートウォッチ20万円と合わせて50万越え・・・
機械式時計なので、こまめに巻いたり腕を回転させたりして止まらないようにする。高級時計とは無縁だった筆者だが、人生の一つの節目だと思い思い切って購入。友人や同僚には「どうせすぐに売ってしまうだろう」と思われる事が多いのだが、こればかりは特別な買い物だった。
(キャリバーのヘッドはネットでは入手できず、タグホイヤーのお店が優先的に在庫を持っている)
これでアナログとデジタル、TPOや気分に合わせて気軽に交換できるようになった。機械式の方は国際保証4年版が用意されており、オーバーホールも受け付けてくれる。しばらく買い物はしないと思うが、モジュールの良さを活かし、今後はベルトも購入すれば本当に長く楽しめるはず。
最後に
以前にも書いたとおり、できる限りお金を生み出す資産を持つようにして、お金が出ていくだけの負債は持たないようにしている。
(関連記事:スマホ買いすぎと言われるので、「資産」と「負債」の考え方を書きながら答えてみる)
なので、基本的には自分の生き方に反した買い物だったかもしれないが、「これを買ったからには」という猛烈なやる気が湧いてきた。Connected 45シリーズ、これから長いこと付き合っていきたい。